不正出血

往診先の患者さんの寒椿の絵

不正出血

不正出血が続くときは一度婦人科で精査を受けて原因を調べることは必要

精査の結果異常がみられないが月経期以外で出血が続くときには

鍼灸治療がよく効く

東洋医学では「崩漏」という

「崩漏」とは、子宮出血・月経過多・五色帯下・切迫流産・子宮筋腫等の

性器出血などがこれに相当する

1・気虚による気の固摂作用の低下

2・脾不統血による出血

3・腎陰虚による出血

4・腎陽虚による出血

5・血òUによる出血

およそ以上5種に弁別する

比較的多いのは「脾不統血」によるもので

飲食不摂生や、下痢などで胃腸が弱っていると

「脾の統血作用」が低下し出血しやすくなるのである

この場合は「隠白」のお灸が奏功する

今日も2人の患者さんが、一度のお灸で出血が止まったと喜ばれた