ARTについての正しい情報
ART(assisted reproductive technolpgy)
ART(高度生殖医療)とは
体外受精-杯移植(IVF-ET)
卵細胞質内精子注入法(ICSI)
接合子卵管内移植(ZIFT)
卵管内配偶子移植(GIFT)
以上の4種類がある
生殖医療の発展は目を見張るものがあるが、
一般の医療と異なりその医療の内容が不妊カップルが
理解できる形で必ずしも開示されておらず、
不妊カップルにも、また、不妊治療に関わるものにおいても
不安や疑問をもたらす結果を招いている。
適切な医療とは、インフォームドコンセントに基づいて実施されなければならないとされ、
そのためには適切な情報が提供される必要がある。
しかし、学会誌や一般論文において、
必ずしも根拠に基づいた適切なデータが提示されていないと指摘されている。
日本産科婦人科学会におけるART をめぐる全国統計をみても、
必ずしも不妊カップルが望む情報が提示されて来たとは言えないが、
最近になって改善がはかられてきている。
各医療機関の治療成績が開示され、
外部評価が実施されている欧米の生殖医療に関わる状況とわが国の状況とには異なる点が多く、
果たして適正なpatient centered careが行われているか否かという点について
不安を募らせる結果となっている。
第28回不妊カウンセラー養成講座に参加して
妊娠を希望するカップルに対して正確で適正な情報を発信する必要を感じ
次回から正しい情報をデーターで開示したいと考えている