難聴と耳鳴り
「難聴・耳鳴り」は鍼灸の良く効く適応症であるが
しっかりと弁証できなければ治りにくい疾患でもある
難聴を耳聾(じろう)といい、耳鳴りを耳鳴(じめい)という
両疾患は密接な関係があり、耳鳴は耳聾の経症であり
耳聾は耳鳴の酷いものである、両疾患は明確に分けられない
【中医学による分類】
1)風熱襲肺の耳聾
2)肝火と肝陽上亢の耳聾
3)肝血虚の耳聾
4)腎陰虚と腎陽虚の耳聾
5)心腎不交の耳聾
6)脾胃気虚の耳聾
7)痰火の耳聾
8)気滞血òUの耳聾
虚実の弁別が大切
実証は発症が急で音も大きく低音性を呈し、風・熱・湿邪による
虚証は聴覚が次第に低下し、蝉の鳴き声のような高音の耳鳴りを呈し、臓腑の虚損による
これらを鑑別し適切な処置ができれば慢性化した耳鳴も改善する