骨は何のためにあるのか
ヒトの体は206個の骨の集合体である
206個の骨で形成される骨核の役割とは?
二足歩行のヒトの体を支える脊柱や骨盤
五臓六腑を守る肋骨等から成る胸郭
しかし、骨が持ついちばん大切な役割は
実はカルシウムを貯蔵することである
ヒトの体には約1㎏のカルシウムがあり
その99%骨や歯に貯蔵され
食べ物に含まれるカルシウムが吸収されて骨に貯えられる
全身の組織でカルシウムが必要になると
骨から溶け出して血液によって運ばれる
この貯蔵のバランスが崩れ、骨のカルシウムが減ると
「骨粗鬆症」が起こり、骨折のリスクが増えるのである