日本の鍼灸の起源
日本での鍼、灸、湯液などの伝統中国医学は
遣隋使や遣唐使などによってもたらされたとされている
藤本蓮風先生の”蓮風の玉手箱”によると
http://www.sankei-kansai.com/2013/04/27/20130427-064781.php
宮内庁正倉院事務所長の杉本一樹氏との対談で
興味深い事実が語られている
8世紀奈良時代の六法全書ともいえる
『律令』(日本思想大系)に
「医疾令」として国家の医療制度について定めてあり
鍼師(官職名としては針博士・針師)
が医師、按摩師などと共に存在していたと記述されている
従って日本の鍼治療の起源は約1200年前に遡る
世界的にみても”最も繊細な鍼治療”が
現在迄連綿と受け継がれてきたことになる