混合診療におけるがんと鍼灸

昨日は福岡市で第1回統合医療支援セミナーを受講してきた

米国アリゾナ大学のDrワイル博士のフェローシップ2年間を終了した

織田聡先生による、鍼灸師を核とした”日本型統合医療”実現のための講義だ

1)統合医療概論

2)医師との連携の仕方

3)がんと鍼灸の3講義で

2)医師への紹介状の書き方や、3)がんと鍼灸は

日帰り九州する価値のある内容だった

がん患者さんへの鍼灸が介入するタイミングは

がんと診断されてから抗がん剤、放射線治療、手術の前後、ターミナルケア

あらゆる過程で鍼灸治療の介入は、患者さんのQOLを上げることが期待されているが

現在の医療システムでは病院内の鍼灸は認められていないのだ

TPP交渉で混合診療解禁を政府が決めようとしているなかで

ダヴィンチ手術のような先端医療に対しての検討は進んでいるが

鍼灸が病院で実費で受けられる(これも混合診療)ことは検討課題にないそうだ

この問題について織田医師は厚労省事務次官に直訴したとのこと

日本の医療改革が鍼灸にとって追い風になることを期待を込めて・・・