食材別効能その5
陰虚証
陰とは血や津液(体液、内分泌液)を意味する
陰虚とは血や津液を消耗した結果内熱が生じて(虚熱)
のぼせやほてり口渇などの症状が現れる
典型的な陰虚証では舌色が紅色が濃く、舌苔がなくなり
舌は乾燥して裂紋というひび割れがみられます
陰虚により相対的に陽気が亢進した状態なので
単に陽気に対する清熱ではなく慈陰潜陽を図る
温燥品、辛辡品、濃厚な味付けは陰を傷つけるので過剰な摂取は厳禁
胡椒・山椒・桂皮・ピーマン・ネギ・生姜・ニラ等は摂取を控えること
甘酸っぱいものは陰化するものが多くお勧めできる
ブドウ・枸杞・レモン・梨・柑橘類・西瓜・冬瓜・きゅうり・ほうれんそう・生蓮根
新鮮な蓮根は陰虚内熱の人には最適といえる
いずれも重要なことは、お勧め食品と禁忌食品を格別に区分して
摂取しないこと、あくまで適切なバランスが大切だ
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