日本鍼灸師会全国大会in岐阜
(公社)日本鍼灸師会の学術大会参加報告
今年は隣県の開催なので会場スタッフとして準備進行をサポートし
担当した岐阜じゅうろくプラザ大会議室での
講演を聴講することができた
講師:湯浅 影元先生(中京大学スポーツ科学部教授)
演題:スポーツバイオメカニックス
バイオBio=生体
メカニクスMechanics=力学
湯浅教授は室伏広治・浅田真央・吉田沙保里等オリンピック選手や
多くの一流アスリートのトレーニングを指導しているので
興味深い裏話を聞くことができた
浅田真央は必ず片足の下に台を置いて
両肘を洗面台につけて支えて顔を洗っているとか
イチローはベンチに座っているときの姿勢にも気を配り
ソファーと硬い椅子があれば必ず硬い椅子に座るとか
ケガの少ない一流アスリートは日頃の健康管理も一流だ
脳科学者の茂木健一郎氏の県民講座も面白かった
鍼灸治療のエビデンスを西洋医学的現代物理学によって
解明しようとする鍼灸研究者に対して
厚労省からエビデンスを求められる理由は理解できるが
東洋医学の治効理論を現代医学で
解明することには無理があるのでは
患者目線でいえば”治ればいいじゃないですか”と
会場からは拍手喝采だ
大きな身振り手振りを交えた熱弁だった