中学生の不登校の治療
文科省は、「病気」と「経済的理由」以外の原因で
「年間30日以上」の長期欠席をした児童生徒を「不登校」と定義している
2014年小中学校の不登校が6年ぶりに増加に転じたそうだ
特に多い中学校が9万5,181人(同3,932人増)、2.69%(同0.12ポイント増)
なんと中学生の不登校児の割合は38人に1人
【症例】
年間159日欠席していた不登校の中学生2年生女子
主訴は頭痛で学校に行けない
鍼治療を月に1~3回続けた結果
頭痛の頻度が減ることで
中3になってから欠席が激減し
紹介者の保健室の先生も一時は高校は定時制しか無理と諦めていたが
ついに全日制の普通高校に合格した
心の問題もある程度配慮はしたが
身体を治せば心の問題も解決するという良いお手本となった一例
社会問題となっている不登校であるが
身体症状を訴える児童、生徒に対して
鍼灸治療で救える可能性はおおいにあると考える