リウマチ性多発筋痛症経過良好
60代女性
昨年11月頃から頚肩のこわばり出現
近くの内科受診後藤田保大を紹介され
リウマチ性多発筋痛症(PMR)で40日入院
入院中から手指のこわばり、腫れ出現
股関節痛・下肢痛・膝関節痛が続発
CRPは23.8と高値
プレドニゾロン5㎎×3錠/日
カロナール3錠/日
退院後当院受診
弁証は痺病・気滞血瘀
3回の処置で車の運転が可能になり
9診目ほとんどの症状は消失
内服薬はすべて中止
藤田保大の主治医は短期間の主訴の変化に大変驚いていた
西洋医学的にはこれほどの短期間で痛みと関節硬縮が消失し
プレドニゾロンも中止している症例は経験したことがない様子
最近この疾患がとても多くすべての症例で鍼灸治療は有効・著効を示し
減薬→断薬できている
リウマチ性多発筋痛症の治療の第一選択は鍼灸治療であると断言できる
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