東洋医学の散歩の流儀

毎日忙しく10台のベッドの間を行き来していると

それなりに適度な運動ともいえるが

最近の休日は講義資料の作成や

勉強会、研究会、セミナーなどで

一日頭は使うが足腰は全く動かさない日が多い

これでは上下のアンバランスが生じ

気滞に加えて腎虚となりやすい

そこで休日の夕方には40分の散歩を心掛けている

ここでいう散歩は「何も持たずに、ぶらぶらゆっくり歩く」

「緑や花など景色をゆったり眺めながらゆっくり歩く」

心拍数が上がるほど速足ではいけない

こういった散歩の効能は何より”気を巡らすこと”だ

20分も歩いていると”滞った気が巡りだす”のを実感する

夜の睡眠も深くなる

速足で散歩していると”気が乱れる”だけ

東洋医学流の散歩の流儀は「ゆっくり散歩」だ