受け身こそ最強の主体性その4

仏教では禅定が知恵を生み出すとされる

それは「戒」「定」「慧」という三つ(三学)の流れで

自分の生命エネルギーを一つの方向に向けるために

「戒」(禅を修め悪を防ぐ戒律)があり

その向った先で我をなくした状態である「定」(禅定=三昧)に入り

その無我の状態、私のいうものが全くほどけてしまった状態になった時に

最も素晴らしい「慧」(知慧)が発揮できるという理屈

これと同じ考え方が荘子においてもなされていたのです