四季の刺法

≪黄帝内経・素問≫診要脛終論篇第16

第1 四季の刺法を述べる

人の生理機能は季節的に変動し、生体リズムを刻む

三才的天人対応である

自律神経でいえば

春夏は交感神経が優位となり

秋冬は副交感神経が優位となる

陰陽でいえば春夏は陽実で

秋冬は陰実である

五臓六腑についても季節によって機能に盛衰、虚実があり

病の経過、予後を規定する

また季節病はこの基礎の上に成立する

そこで治療においても、季節についての配慮が必要となる

これが四時刺法である

生体リズムの治療的応用である