「うつ病治療」を皆で考えよう
昨日は高橋徳先生主催の
第2回日本健康創造研究会(JHC)に参加した
テーマはあるべき「うつ病治療」を皆で考えよう
第1部 基調講演:「うつ病の病態と治療」~心身医学の立場から~
講 師:金子宏 心療内科医(星ヶ丘マタニティ病院)
第2部 「うつ病への心からのアプローチ」
講演1:「ヨーガ/マインドフルネス瞑想」
講 師:林 紀行 精神科医(大阪大学病院)
講演2:「カウンセリング」
講 師:野村 麻記子 心理カウンセラー
第3部 「うつ病への身体からのアプローチ」
講演3:「鍼灸」
講 師:米倉 まな 鍼灸師
講演4:「運動/呼吸」
講 師:謝花 正一 理学療法士
第4部 ラウンドテーブルディスカッション
うつ病患者の生の体験談を聞いた後、演者と参加者でディスカッション
※感想:うつ病患者とどう向き合うのかというテーマについて
多職種の関わり方を知ることができ大変勉強になった
特に臨床心理士のカウンセリング能力には舌を巻いたが
日本の心療内科医の臨床の限界も理解できた
開業医では6~7分の診療時間が損益分岐と聞き
保険医療制度が変わらない限り
年間3万人の自殺者が減ることがないと思った
うつ病患者の治療の選択肢に鍼灸があることを
多くの心療内科医に知って欲しいと思う