パーキンソン病について
パーキンソン病(以下PD)
日本人の1,000人に1人がPDであると考えられ
日本全体で10万人以上の患者さんがいると推定されている
PDは薬物治療を中心として一定の効果をあげているが
平均寿命の延長に伴い治療期間も長期化
その結果、薬の効果の変動や合併症、患者さんのQOLが問題となっている
当院でのPDの症例は2000年以降に増加
鍼灸治療を薬物療法と併用することで
振戦、筋強剛、無動、姿勢反射障害の改善
便秘、睡眠障害、起立性低血圧などの自律神経症状
うつや不安など精神症状、等に対しても効果的で
結果として長期間において患者のQOLを高めることが確認されている
今後はUPDRSの評価を取り入れながら更に検証してみたいと考えている
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