良い睡眠12箇条その10
【第10条・眠くなってから寝床に入り、起きる時刻は遅らせない】
眠たくなってから寝床に就く、就床時刻にこだわりすぎない
眠ろうとする意気込みが頭を冴えさせ寝つきを悪くする
眠りが浅いときは、むしろ積極的に遅寝・早起きに
寝つける時刻は季節や日中の身体活動量などにより変化し
一年を通じて毎日同じ時刻に寝つくことが自然なわけではありません
就寝する2〜3 時間前の時間帯は一日の中で最も寝つきにくい時間帯です
不眠を経験すると、心配になって早くから寝床に就こうとしがちですが
意図的に早く寝床に就くと、かえって寝つきが悪くなります
就床時刻はあくまで目安であり、その日の眠気に応じて
「眠くなってから寝床に就く」ことがスムーズな入眠への近道です
不眠を経験し「今晩は眠れるだろうか」という心配を持ち始めると
このことによって緊張が助長され、さらに目がさえて眠れなくなってしまいます
こうした場合、いったん寝床を出て、リラックスできる音楽などで気分転換し
眠気を覚えてから、再度、寝床に就くようにするとよいでしょう
寝床に入る時刻が遅れても、朝起きる時刻は遅らせず、できるだけ一定に保ちましょう
朝の一定時刻に起床し、太陽光を取り入れることで、入眠時刻は徐々に安定していきます
積極的に遅寝・早起きにして、寝床で過ごす時間を適正化することが大事です
以下続く