ポカリスエットとOS1の違いは?
発汗後は、水分だけなく塩分(ミネラル)の摂取が必須です。
塩分が少なくなると、筋肉のひきつりや痙攣が起こります。
急に気温の上昇した日や、外出後にこのような症状が出る場合は、
体から塩分が抜けているサインです。
適切な水分摂取のしかたは?
適切な塩分量は、100mlに対してナトリウムが40~80mgが適切と言われています。
スポーツドリンクや飲料水の成分表示をみると確認できます。
代表的な飲料水としては、ポカリスエットやアクエリアスなどでしょう。
これらの飲料水は、塩分以外にもブドウ糖が含まれています。
ブドウ糖は、腸管での水分移動をスムーズにする働きがあるので、
水分+塩分+糖分がもっとも効率のよい水分摂取です。
夏バテのときに、梅茶漬けや鮭茶漬けなどを食べるのは理にかなっているということです!
他にも、OS-1がありますが、
OS-1は1塩分が高めで、100ml中ナトリウムが115mg含まれています。(ポカリスエットは48mg)
発汗、発熱、下痢などによる軽度~中等度の脱水時には、最も適しています。
日常的な水分塩分補給としては、ポカリスエットを、
たくさん汗をかいた後や、すでに軽い熱中症になってしまった場合は、
OS-1と使い分けるといいでしょう。
注:ポカリスエットは糖分を含むので、糖尿病をお持ちの方は飲み過ぎに注意してください。