肝兪の効能

頸部の異常な緊張を認める患者様

大学病院で精査中であるが痙性斜頸の疑い

40~50分の問診後の体表観察所見では

右肝兪の実の反応が最も顕著であった

3番鍼で15分の置鍼

直後に頸部の異常な緊張は消失した

肝は魂を主るといわれる

患者は長引く抑うつで病が心から魂に至った

心魂に問題がある場合、右肝兪の反応を丁寧に診ることが重要と

知らしめた症例であった