原因不明のめまい:PPPDかも?
今日は「PPPD」についてお話しします。
PPPDとは「持続性姿勢誘発性めまい」と呼ばれる症状のことで、
雲の上を歩いているようなふわふわ感が3ヶ月以上、毎日続いている状態を指します。
この病気には以下の3つの特徴があります。
1.立ったり歩いたりすること
2.体を動かしたり、動かされたりすること(エスカレーター、電車、バスへの乗車など)
3.複雑な模様や激しい動きのある映像を見ること
(大型店 舗の陳列棚、細かい書字、映画、スクロール画面、ドローン撮像動画 など)、により症状は増悪します。
原因はさまざまで、過去のめまいの経験や、心理的ストレスが影響することがあります。
PPPDの治療には、薬物療法やリハビリテーション、心理療法などがありますが、鍼灸も効果的なアプローチの一つです。
鍼灸は、身体の自然治癒力を引き出し、ストレスを軽減し、自律神経のバランスを整える効果があります。
これにより、めまいやふらつきの症状が改善されることがあります。
もし、PPPDにお悩みの方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度鍼灸を試してみてください。
身体と心のバランスを整えることで、より快適な生活を取り戻すお手伝いができるかもしれません。
参考文献
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jibiinkoka/123/2/123_170/_pdf