80代女性の回復例:メンタルの薬を手放し、元気を取り戻せた

「薬をやめたいけど、不安でやめられない…」そんな悩みを抱える方は少なくありません。

今回は、睡眠薬や抗うつ薬を手放し、元気を取り戻した80代女性の例をご紹介します。

きっかけは、不眠症

この女性は長年、自営業を続けていました。しかし、閉店後から不眠症に悩まされるように。

かかりつけ医で 睡眠薬(デエビゴ) を処方されましたが、服用後に手のふるえが出るようになりました。

大学病院で詳しく検査を受けましたが、パーキンソン病や認知症の可能性は低い とのこと。

その後、心療内科を紹介され、抗うつ薬や抗てんかん薬を処方されましたが、不眠の改善にはつながりませんでした。

鍼灸とメンタルケアで変化が

睡眠への不安が強く、「このまま薬に頼り続けるしかないのか…」と悩んでおり。当院に相談に来られました。

まず 鍼灸による自律神経調整 を行うことで、少しずつ睡眠の質が向上。

しかし、不安感はなかなか消えませんでした。

そこで、メンタル面の専門的なサポートも必要と判断し、心療内科への紹介状を作成しました。

薬への正しい理解と段階的な改善

心療内科では、薬の正しい知識を教わり、よりよい処方に変更 することができました。

なにより、先生のやさしいカウンセリングや傾聴の姿勢に感銘を受けられていました。

そして、鍼治療と併用することで、少しずつ不安が軽減。

最終的に 抗うつ薬や抗てんかん薬を完全にやめることができました。

薬を減らし、生活の質が向上!

現在、彼女は体調が安定し、体操や散歩も楽しめるようになりました。

「先生のところへ相談して本当によかったです!」と笑顔で話してくれます。

やはり、病気の回復には、治療者と患者の信頼関係が重要であることを再確認できました。

また、鍼灸だけでなく適切に医療機関と連携することも大切です。

もし同じようにメンタル不調で悩んでいる方がいたら、一度ご相談ください。