不妊症
【不妊症の鍼灸治療】
症例①
女性30才
結婚後4年間子供ができない。小学6年で初潮以後月経不順。
結婚後より月経は30日~45日間隔に変化。
産婦人科に通院して、排卵誘発剤の注射を毎月受けて体調悪化する。
排卵誘発剤の注射を中止して、鍼灸治療を始める。
「肝腎陰虚証」と診たてて、6週間で12回の治療をして妊娠を確認。
ほぼ予定日に女の赤ちゃんを普通分娩にて出産する。
症例②
女性32才
28才で第2子を出産後より、右の卵巣が腫れ、チョコレート嚢腫発症。
月経痛(+++)ホルモン注射を受けている。
「脾陽虚症」「血虚òU血」と診たて、鍼灸治療を始める。
途中卵巣の摘出Ope、2年間の鍼灸治療の結果第3子の妊娠を確認。
症例③
女性35才
結婚3年目で妊娠しない。
月経は28日周期で基礎体温は二相性で正常。
生理血塊あり、経血色は暗紅色、舌裏òU斑認める。
人工授精3回、体外受精6回受けながら妊娠しない。
「気滞血òU」と診たてて、活血理気の鍼灸治療を開始。
3年6ヶ月経過して妊娠確認。
子宮筋腫が認められたために、帝王切開にて出産。
症例④
女性37才
結婚7年目
2年前から体外受精2回、子宮内膜の状態が良くなく着床しないといわれる。
鍼灸治療は2年前から月に2回「補腎」「理気」の目的で通院。
7月中旬に婦人科受診、子宮内膜の状態が改善が確認できて体外受精実施、
8月29日妊娠7週目を確認。
鍼灸治療を続けることによって子宮内膜の状態が改善し、妊娠に至ったと
喜ばれる。