陰陽消長の法則

陰陽消長の法則

黄帝内経・素問 四気調神大論篇 第二 第四章・第一節

夫れ四時陰陽は 万物の根本なり

【訳】

四季における陰陽の消長によって万物は生成変化する

ゆえに、陰陽は万物の存在の根底であり、本源である

【注釈】

四季としての季節の推移は太陽エネルギーの

地上における消長によって起こる

陽は太陽エネルギーの隆盛をいう

陰は太陽エネルギーの消退をいう

これが陰陽の根本義である

これより、自然における陰陽

生物における陰陽

人間に起こる陰陽へと

陰陽の概念は発展していく