胃の気とは

京都・龍安寺「気通」の書 

「胃の気」とは・・・

我が師匠、藤本蓮風先生著「胃の気の脈診」より抜粋させていただきました

≪黄帝内経≫素問 平人気象論

胃の気の有無は生死にかかわる

≪黄帝内経≫霊枢 五味

五臓六腑はみな気を胃の腑から受け取る

≪蘭室秘蔵≫脾胃論 

胃の気の不足こそ百病の大元

≪医宗必読≫

身体を健全に養うには胃の気は不可欠

≪医方考≫脾胃論

脾胃、即ち胃の気は身体の大元

≪景岳全書≫

人身における胃の気のかかわりは大きく、先天の気すら補うことができる

≪医門法律≫

胃の気は身体の大元にして、腎の臓の先天の気も、これに従う

≪中国医学大辞典≫

胃の気とは胃の腑の働きであり、どのような疾病でも第一に大事とされねばならない

≪鍼道秘訣集≫

胃の気の有無は生死を決定する

≪脈法手引草≫

胃の気の有無は生死を決す

以上中国や日本の古典にみる「胃の気」の内容を集約すると

^澆竜い聾淆]紫ァ身体の大元である

胃の気の有無は生死を決定し、かつその盛衰は元気の消長でもある、
 それ故、胃の気とは生命力そのものである

0澆竜い鯀?させることが治療の基本である

た与箸砲論菘掘Ω綸靴瞭鷂亀い存するが、これらは相補性、相互依存性があって統一される
 だが、胃の気を増すことは、そのまま後天の元気、腎を強化することである

グ澆竜い箸蓮胃の腑(脾胃)の働きである

続きは、明日臨床例から平易に解説します