月と内経気象学その4

満月では攻撃性が高まり、犯罪発生率が有意に上昇することはよく知られている

同じく満月の時期に精神病の急患外来受診も有意に上昇する

特に月と地球の距離が近い時(近日点)と太陽と地球の影響も近い時に

新月や満月になると異常高潮が生じ、天候が荒れ、そして犯罪が多発する

潮汐力(バイオタイド)の強い時に精神が興奮状態になりやすい

カキは満月の時に殻を開く習性がある

サンゴの産卵も必ず満月の夜である

カリフォルニアのトウゴロウイワシは満月か新月前後の晩だけに産卵する

ウニの生殖サイクルは月齢と一致している

人間の生理周期(平均値)は月の周期(29.5日)と一致している

このように月の満ち欠けは、自然界の生物の生命活動に強い影響力を持っている

もし月がなかったら現在の地球と全く違ったものになっていることは容易に想像できる

かように月と地球の関係は想像以上におおきいのである