四時陰陽
≪黄帝内経≫素問・四氣調神大論篇 第二 第四章 第一節より
季節は立夏を過ぎて小満に入り陽気盛んにして万物ようやく長じて満つという
しかしこの時期は天候によって太陽エネルギーの消長の波がおおきい
ゆえに寒暖の差が激しく、陰陽のアンバランスが起きやすい
2300年前の中国医学の原点である≪黄帝内経≫に陰陽の消長についての記述がある
四季における陰陽の消長によって万物は成長変化する
ゆえに、陰陽は万物の根底であり、本源である
季節の推移は太陽エネルギーの地上における消長によって起こる
陽は太陽エネルギーの隆盛をいう
陰は太陽エネルギーの消退をいう
これが陰陽の根本原則である
これより、自然における陰陽
生物における陰陽
人間における陰陽へと
陰陽の概念は発展していく
四季の陰陽の変化は人間の陰陽の変化に影響を与えると言っている