≪素問≫の養生論
≪黄帝内経≫素問に記述された養生の方法を記す
一般に養生論は予防医学より範囲が広い
単に肉体と精神の健全を保持することだけを目的としない
さらに深く人間存在の根源的意味を問い、その実現を求める
肉体、精神を越えた生命、「いのち」の実在を探求する
しかし、≪素問≫の養生論はそこまでは立ち入らない
第四章には全道、全神の語があるが、なお不老長寿、長生久視という
より多く肉体的生存を志向する傾向が強い
故に老荘学派の人々から「養生の徒」と罵られることになる
形とは肉体のことである
以下明日に続く
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