舌診講義

12月4日(日)小牧勤労会館で

舌診の講義を依頼されている

小牧市、犬山市、春日井市の三つの市在住の鍼灸師の

毎月定例の勉強会があり(三師会)

以前から講義の依頼を受けていたところである

講義時間は1時間と聞いていたので

舌診を1時間で解説するのはかなり端折らないと、と考えて準備していたが

昨日のメールで2時間たっぷりとあけたとのこと

これまた、2時間用に資料を追加して作成しなおしである

講演まで2週間を切っているので、休日は全て準備に追われることになりそうである

脈診も含めて舌診をする鍼灸師は実際は少数である

今週の中日新聞サンデー版の特集記事に

西洋医学と東洋医学の違いが見開き2ページで解説されていた

右のページは東洋医学の解説で

四診(望診・聞診・問診・切鍼)をしたうえで証をたてて治療するという

東洋医学の極めて基本的な診察法が判り易く書いてあり

東洋医医学とは漢方薬と鍼灸であることが明白に解説してあった

この記事を読んだ読者が町の鍼灸院に行ったところ

脈診・舌診・腹診も受けずに簡単な問診だけで

いきなり全身に数十本の鍼を打たれることもあるので

鍼治要にかかる際は電話やメールでどんな診察や治療をするのか

よく訪ねることが上手なかかり方だ

東洋医学の本格的な治療を受けるなら

脈診・舌診・腹診もせずに鍼をするところは避けるのが賢明である