空間論による治療の考察

今日の院内勉強会は

空間論による痛みの治療の考察

北辰会では痛みを伴う運動器疾患を次のように分類している

1)経絡・経筋病

2)臓腑病から経絡へ伝播したもの

3)臓腑病そのものによって病むもの

4)痹証

1)~2)は早く治り易く

3)~4)に進むにつれて治るには時間と養生が必要

どこでもしている、局所に鍼を打つ(圧痛点治療)だけでは

3)~4)の病は治すことは不可能

しっかりと弁証し、弁別することができなければならない

だから、日々の勉強が欠かせない

虫の目ではなく鳥の目で全体を俯瞰し、直感力を養うには5~6年かかる世界