冬の感染性胃腸炎
冬に多発する急性胃腸炎は
激しい嘔吐、下痢を主症とする感染性の胃腸炎で
一般に胃腸風邪等と呼ばれているが
主にノロウイルス・ロタウイルスの経口感染によって発病する
素体として脾(消化吸収の機能)が弱い”脾虚”が見られると
湿邪が停滞しやすくなり、胃腸が弱る
さらにストレスにより胃気上逆がおきると
より感染・発病しやすくなるので
ストレスケアと養生が必要になる
特に師走や年末年始は、忘年会やお節等で
飲食不摂生(食べ過ぎ、飲みすぎ)になり
胃腸に負担をかけやすい時期であることや
一般に多忙な時期で疲れも溜まっていると
免疫力(衛気)が低下しやすくなる
さらに空気の乾燥によりウイルスが活性しやすいという
2重3重に悪条件が重なるのでこの時期に発症しやすくなる
従って予防法は当然ながら
食べ過ぎ飲み過ぎで胃腸に負担をかけないこと
疲れをためないで睡眠をよくとり
規則正しい生活で免疫力をアップすること
これができないから胃腸風邪にかかるんですねえ