季節と五臓と脈

≪黄帝内経・素問≫陰陽別論篇 第七

第一章

中国古代医学の基底には生気気象学がある

すなわち五臓はそれぞれ特定の季節に機能亢進を起こし

特徴òU的な脈状を示す

春は肝の機能が旺盛となり脈は弦脈を示す

夏は心、脈は鈎または洪脈

秋は肺、脈は毛脈

冬は腎、脈は石または沈脈である

このように季節と五臓と脈は相対している

臨床での脈診も季節の変化を考慮して診る必要がある