傷寒論とは

東洋医学の古典に『傷寒論』という重要な文献がある

西暦196~204年にかけて後漢の張仲景が著した

どんな文献かと言うと

1・外感熱病の識別と治法を論じた専門書
 
  所謂”風邪”の様々な病態(インフルエンザも含め)を分析し

  風邪の病態に応じた漢方薬の処方を詳しく著している

2・弁証論治として六経分証(太陽・陽明・少陽・太陰・少陰・厥陰)

  をもって諸病を包括しており、内科雑病を論じている

この『傷寒論』を理解することにより

より多彩な病に対する対応ができ

病の変遷の見通しができるようになる

今日の勉強会は傷寒論の入り口である

太陽病(感冒)の弁別法を勉強した

最近特にインフルエンザを含め風邪の患者さんが多いので

より適切な治療とアドバイスができるようになるはずだ