セカンドオピニオン

内科の医師からの紹介患者さん

70代♂

主訴:歩行障害(小刻み歩行・すくみ足・同じ場所で方向転換ができない)

現病歴:上行大動脈瘤のOpe後より発症、徐々に悪化、パーキンソンは否定されている

    整形外科のリハビリで変化なく、かかりつけの内科医から当院を紹介される

弁証:肝陽上亢

処置:右太衝

経過:歩行の状態は良い変化が認められるが、特に方向転換で足がすくむので

   セカンドオピニオンとして、提携先のクリニックで脳MRI検査を受ける

   結果左中大脳動脈の一部に循環不全が認められた

   有名な大病院では指摘されなかった異常なので、セカンドオピニオン

   としては無益ではなかったと考える

今後の対応:提携先のクリニックと連絡を取りながら、西洋医学による検査で病態を把握しながら

      東洋医学で治療していくという統合医療が必要とされているケースだ