労宮診

手のひらの中央に「労宮」という厥陰心包経の経穴がある

患者さんの体表や経穴(ツボ)を調べる際に

そのツボが冷えているか、熱を持っているか、発汗しているか

という情報は極めて重要

示指や中指で触診をする場合は経穴(ツボ)の虚実の判定をする

更に「労宮」を体表にかざしたり、近づけると、寒熱が良く見えてくる

身体の左右対称に存在する経穴で”左右非対称”を調べることができる

手のひらの中央の「労宮」は特に温感、冷感、の知覚センサーが鋭敏なので

訓練を積むと皮膚に触れなくとも変化を感じることができるようになる