漢方薬と鍼灸
鍼灸発症の地、中国で鍼灸師とは”中医師”といい
西洋医の対極にある、”医師”である
中医師は鍼灸治療と漢方薬を処方できる資格なので
中国では併用することも珍しくない
わが国では漢方薬は医師の処方
鍼灸は鍼灸師が治療、と分かれているので
一人の患者さんに対して同じ診たてができているのかは
処方された漢方薬を拝見すると検証ができる
西洋医学的な病名処方の場合に治法の方向性が
漢方薬と鍼灸で一致しないことは多く
これでは治療が上手くいかない
長年診ている患者さん
中医師からの漢方薬の処方を受けていて
薬の治法治則が、当方の鍼灸治療の治法治側とぴったり一致
この患者さんの体調はすこぶる良い
(この中医師の先生は統合医療研究会の同じメンバーでビックリ)
この様に中医師の診たてであれば
当方も中医学を基に診たてているので
漢方薬・鍼灸治療の方向性が一致するのは必然なのだ