易疲労について
慢性的に疲れやすい(体がだるい)という主訴は非常に多い
西洋医学的に易疲労を分類すると
糖尿病・甲状腺機能亢進症・甲状腺機能低下症・貧血・脱水
消化器の疾患・心不全・肝機能障害・腎不全・急性腎炎
慢性疲労症候群・重症筋無力症等多岐にわたる
西洋医学の検査を全く受けずに来院された場合
1・問診によって上記の疾患の除外診断をする
2・上記の疾患の疑いがあれば開業医師へ紹介する
3・西洋医学的な治療が第一選択であれば鍼灸は介入しない
西洋医学による診断が確定または、異常が認められない場合
1・あらゆる疾患に対して東洋医学的に弁証し、北辰会式少数鍼で介入する
東洋医学による弁証分類
1・暑耗肺胃気陰:盛夏の暑熱の時期に起こる熱中症
2・脾虚湿困:疲労や飲食不節によって脾が虚し水湿が停滞し、全身の疲労倦怠無力感が生じる
3・気血両虚:気血が不足し栄養状態が低下して生じる
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