何割治せるか
東洋医学は適応症は大変幅広い
藤本連風先生のブログ「鍼狂人の独り言」の
蓮風の玉手箱のなかで
http://www.sankei-kansai.com/cat541/
小児科医師から先生は初診患者さんの何割治せますか?
と問われ80%は治せるとおしゃった
小児科医師はそれはすごいことだと驚かれていた
かの藤本漢祥院では難病やがん患者さんが特別多いなかで
80%はやはりすご確率だと思う
翻って自分の臨床で何割の初診患者さんを治せているか?
難病やがん患者さは藤本漢祥院ほど多くはないが
結構難治性の疾患が増えている状況で
”師匠に遠慮して控えめに70%”ぐらいであろうか
残りの30%のなかで、治療途中の脱落による経過不明は1~2%
残りの約28%は治っていないが西洋医学的に治療法がなく
現状維持で通院中の患者さん
この数字をどのようにとらえるか
少しでも治る患者さんが増えるように努力を怠らないこと
生涯かけて挑む価値のある命題だ