患者さんの笑顔

内科医師からの紹介患者さん

どこに行っても治らない慢性の下肢痛

初診の時から口元はへの字で眉間にしわがより

眼を見て話さない

2回の治療で大腿部の灼熱感を伴った痛みは治まった

それでもへの字の口元は変わらず、アイコンタクトができない

適切な医療が受けられなかった患者さん特有の

医療不信があると感じた

固く閉ざされた心を開く糸口が下肢静脈瘤だった

今まで5件の病院に行ったが改善せず病気でもないとも言われたとのこと

早速細絡への刺絡(細い糸屑状の静脈から放血する処置)

を試み、瘀血が大量に出ると下肢の不快な症状が改善

への字の口元が緩み、初めてみる笑顔に繋がった

患者さんと心がつながる”鍼灸”って素晴らしいと感じる瞬間だ