リウマチの診断
リウマチの診断基準(財団法人日本リウマチ財団HPから)
http://www.rheuma-net.or.jp/rheuma/rm400/rm400_shindan.html
基準に当てはまらずにドクターショップをされるケースによく遭遇する
東洋医学の痹病の概念で診たて
慢性関節リウマチと認められる症例では
当院ではリウマチの専門医を紹介することにしている
免疫抑制剤(リウマトレックス)の登場によって
昔のように関節の変形が著しくADLが低下
最悪の場合寝たきりになる、といったことはなくなってきた
早期に投与すると関節の破壊の進行が止まり
鍼灸治療が介入することにより関節可動域が広がり
経過極めて良好な症例を沢山診ているおかげで
直感的にリウマチの診断ができるようになった
今日も原因不明でステロイド漬けのリウマチと思われる患者さんが
リウマチ専門を受診した結果、慢性関節リウマチと診断された
診たてた医師曰く高齢者ではリウマトイド因子が異常値にならない場合があると
病気を診るのではなく人を診ることが医療の原点