ドグマチールの副作用と思われる薬剤性パーキンソン病の症例

ドグマチールを数年間内服していた患者さん

食欲が益すからと倍量内服を始めて4週間(担当鍼灸師も医師も知らず)

歩行のふらつき・手の震え・下肢が重だるくて

短距離も歩けないと訴えはじめた

ドグマチールの働きには”ドーパミンを遮断する”とある

薬剤性のパーキンソン病に至った症例

ドグマチールを徐々に減薬し中止、メネシットの処方

鍼治療は補腎と寫火の処置で徐々に改善し

バスでの来院ができるようになった

漫然と数年間にわたってドグマチールを処方することが

如何に恐ろしいかを身近に感じた症例