石灰沈着性腱板炎
月に1~2回の通院患者さん
ある日突然起床時に肩関節の激痛が発症
整形外科のX-P検査で異常なく整形外科医は五十肩の診断
当院での検査所見では”石灰沈着性腱板炎の疑い”
あまりの痛みで精査を勧め総合病院で再度X-P検査
医師の診断は”石灰沈着性腱板炎”
ある日突然発症する肩関節痛の多くがこの病気
関節包内に侵入した石灰は激烈な痛みを伴うので
問診と他動的自動的な関節可動域の検査と
X-P検査で容易に診断できる疾患であるが
五十肩とは病態も経過も全く異なるので
正しい西洋医学的な診断が必要
鍼治療で早期に痛みは軽減しており
何より自分の診たてが正しかったことで
患者さんからはおおいに信頼された