急性膵炎の症例報告
昨日は大阪で北辰会エキスパートコースの講習会に参加
午前中は体表観察の実技
午後は藤本連風先生の症例報告
「急性膵炎の治験例」
急性膵炎で緊急入院した患者さんが
病院の許可を得て漢祥院に外来受診し
激しい腹痛で苦悶した状態を
腹部の要穴に”ステンレス製の太い打鍼を翳すだけ”で激痛が消失
その1週間後の中国旅行に行き、油膩物を3日間食すことができ完治した
という驚くべき臨床報告であった
初診時血中アミラーゼ 245 1ヶ月後82(正常値)
AST 78 19(正常値)
ALT 46 33(正常値)
LDH 249 166(正常値)
鍼灸治療のさらなる可能性を実感した
早速ステンレス製の太い(直径10㎜)打鍼を購入したので
臨床に使いたいと考えている