脂とコレステロール
長年健康の為には食べる脂を控えるべきだ
これまでは一般的には疑われることなく信じられてきた
ところが21世紀になってからの様々な研究データーによると
食事で摂取する脂を控えても
血液中の脂質の指数は良くならない
コレステロールを控えても
血液中のコレステロール値は下がらない
ということが明らかになってきた
2015年に日本の厚労省にあたるNIHは
約40年ぶりに「食事摂取基準」を改訂
内容は「食べるコレステロールは制限しない、脂も制限しない」
なぜなら、それらを控えても心臓病の予防にも
肥満の予防にもつながらないから、というものだった
20世紀の米国の「食事摂取基準」は
脂の摂取率を食事全体の30%以下
2005年は35%以下
2015年にはついに上限を撤廃したのだ
以下続く