西洋医学の限界
日本の医療は西洋医学が中心
医療費が4兆円を超える一方
鍼灸の医療費は僅か1千億(保健取扱いのみ)
自費治療を含めても全体からみると微々たるもの
西洋医学で病名が診断されても有効な治療法がない疾患は数多い
そこで東洋医学の物差しで診たてると
弁証(東洋医学的な病名)し論治(治療方針)をたてることができる
更に重要なのはどうしてその病気になったのかという
疾病の形成と発展の形態を示し、発病メカニズムをつまびらかにし
発病条件、病邪の侵入経路、発病類型、および伝変、転帰の法則
を説明できるところに西洋医学にはない優れた特徴がある
疾病の根本原因を治す道筋が明らかにできれば
鍼灸・漢方薬は素晴らしい効果を発揮できる可能性を秘めているので
鍼を持つ臨床家の高い知識と技術が求められる
日々増え続ける様々な疾病に苦しむ患者さんに真摯に向き合い
結果をだせる臨床家でありたいと思う