リウマチ性多発筋痛症

RA(慢性関節リウマチ)と診断され

リウマトレックスを2ヶ月処方するも

全身の関節痛が軽減しない80代の女性

赤沈やCRPが高値

過去にRAの既往歴があるために

RAの再発と診断され免疫抑制剤を処方されていた

薬が効かず赤沈・CRPも変化ないので

2ヶ月経過してようやく「リウマチ性多発筋痛症」と診断され

ステロイド処方3日目から関節痛が緩和してきた

この病気にはステロイドが第一選択で効果を発揮するが

減薬や中止~経過観察に至るのはなかなか難しいようだ

ところが鍼治療を続けていると多くの患者さんは

血沈・CRPが正常値になり

結果的に徐々に減薬でき

脱ステロイドができた患者さんは多い

鍼灸治療の介入の意義は大きいと考える