名大医学部総合診療科統合ヘルスケアチームについて
【私が所属する“名古屋大学医学部統合ヘルスケアチームとは】
2012年名古屋大学医学部附属病院総合診療科において
「統合ヘルスケアチーム」が結成され
日本初の統合医療の実践が始まった
統合ヘルスケアとは、医師と患者の※コンコーダンスに基づき
西洋医学と補完代替療法とを融合(単なる併用ではない)させた上で最適な治療を行うこと
名古屋大学医学部研究棟でラウンドテーブルディスカッション(症例検討会)
が3ケ月に1回行われ設立当初から参加している
名大統合ヘルスケアチームのメンバーは
医師、中医師、鍼灸師、保健師、運動療法士
管理栄養士、臨床心理士、芳香療法士、ヨーガ療法士で構成される
どこへ行っても何をしても改善がみられない
難治性患者のために「多職種連携」し
多角的なアプローチを行う統合ヘルスケアは
今後ますます必要とされる医療になると考えられる
総合診療医の先生たちと熱いディスカッションを交わしていくことで
更に臨床能力を高めたいと思っている
※コンコーダンスとは、「患者を尊重し、医師と患者が一緒になって
治療方針の合意に至るプロセス」という医療の考え方