晩婚化と出生率の低下

厚生労働省が8月2日発表した人口動態統計によると

2016年に生まれた子どもの数(出生数)は97万6979人

1899年に統計をとり始めてから初めて100万人を割り込んだ

1人の女性が生涯に産む子どもの数(合計特殊出生率)

は1.44と前年を0.01ポイント下回った

マイナスは2年ぶり。出産適齢期の女性の減少が少子化に拍車をかけている。

厚労省は出生数減少について「出産適齢期の女性が減ったのが大きい」とみている

16年は30~34歳の出生率が11年ぶりに低下

05年の1.26を底とする出生率の回復基調は30代の出産が支えていた

16年の婚姻件数は前年より1万4633組少ない62万523組で、戦後最少

初婚年齢の平均は男性が31.1歳、女性が29.4歳でともに前年と同じ

初婚年齢が上がる「晩婚化」のペースは和らいだが

結婚をしない「生涯未婚」を選ぶ人も増えているという

日本の将来を憂う事態が進行しているなかで

不妊治療で微力ながら社会に貢献したいと思っている