自分史20
在学中にあらゆる勉強会や学会に顔を出した
名古屋で経絡治療学会学術大会が開催されたので参加した
少人数の班別での実技指導
担当の講師は全盲だった
脈診だけで証をたてて
鍼を打って脈を診る
「脈が変わりましたよ」と言われ
モデル患者の脈を診るがさっぱりわからない
中医学の緻密な病因病理の分析に比べ
脈診だけで何でも分かるという
※現在は全く違うが当時はそんな雰囲気だった
会場の雰囲気にとても違和感を覚えた
「経絡治療は肌に合わない」
鍼灸の本流はやっぱり「中医学だ」
この考えは後の「北辰会」との出会いに繋がる・・・