夢分流腹診

夢分流の腹診

患者さんの腹壁を丹念に調べていくと

病のあるものは必ず腹壁に異常な緊張や弛緩

或いは腠理の広がり、熱感、冷感、発汗の異常などが現れる

とりわけ腹壁の緊張が現れるところを”邪”という

ここで重要なことは

夢分斎の邪の診断、治療の部位は点としてではなく

面として広がりとして捉えていくことである

しかもその面は単なる平面ではなく

一定の深さ、厚みを持っている

すなわち腹部の邪を立体的に捉えていることがポイント