水曜勉強会
こんばんは、長岡哲輝です。
今日の勉強会は先週に引き続き、新患の症例検討会を行いました
今回のテーマは”問診の質の向上”
当院の問診は、約1時間ほど時間をかけて行うのが特徴ですが、
そこから得られる情報は非常に多いため、しっかりと頭の中を整理しておかないと、
『せっかく1時間かけたのに、患者さんの状態がよくわかない!!」
という状況に容易に陥ってしまうのです。
そうならないためにも、第3者にプレゼンテーションして振り返る事で、
自分の問診の問題点や、次に繋がる新たな気づきが生まれるのです。
今日の症例は”首肩のこり”というありふれた症状でしたが、
プレゼンテーションを行う中で、母親の介護、弟の病気、自身の体への不安など
様々な精神的、肉体的ストレスが主訴の発症に関わっていることが明らかになりました。
このように患者さんの生活背景をひとつひとつ紐解いていくことで、
病の根本的な原因が見えきたり、治療へのヒントが隠されています。
白熱した議論は、夜遅くまで続きましたが、
またひとつ鍼灸師としてのレベルが上がった・・・かも!?