アサンテナゴヤ活動報告 その4

愛知医科大学の宮田先生のご講演の中で、特に印象的だった言葉があります。

“セレンディピティ”という言葉です。

ノーベル賞や科学的な大発見をきっかけに、よく使われるようになった言葉のようです。

ある時、アサンテナゴヤに全く見ず知らずの人が、多額の資金援助をしてくださったそうです。

その方は、偶然ホームページ上でアサンテナゴヤを知り、

活動内容に賛同して、支援をしてくださったといいます。

セレンディピティという言葉には

「予期せぬアクシデントから素敵な偶然に出会ったり、探しているものとは別の価値観に出会うこと。」

といった意味があります。

ふとしたことがきっかけで、幸運を掴みとるといった感じです。

僕がこのアサンテナゴヤの活動に興味を持ったのも、ある偶然がきっかけでした。

愛知県鍼灸師会が主催している、災害支援鍼灸の講習会を聞きに行った日のことです、

その日の夜は、鍼灸師会の先生方との懇親会に参加していました。

その時たまたま、隣の席に座っておられたのが石川佳子先生(アサンテナゴヤの理事)でした。

そこで初めてこのアサンテナゴヤの活動を知るきっかけになりました。

宮田先生の“セレンディピティ”という言葉をきいて、

今まで自分がたまたま取った行動や、偶然とおもっていた出来事には意味があるのでは。

と感じ、この言葉の意味を深く考えるようになりました。

つづく・・・